福島郡山のヒューマンダンススタジオ発表会にて出演してまいりましたよ。
"湘南ヒップホップに教えてもらったこと"
「モルツ、やっぱし、いいわ〜」。
モルツとは、僕と相方・こうたろのダンスのチーム名の略称だ。もうかれこれ、5年目になる。
この言葉を度々いただくのは、けんたさん。彼は、僕らが最もお世話になっている湘南のレジェンドだ。 湘南のヒップホップだ。彼が主宰するイベントで、僕らは成長してきた。
「もっと、ショー観たかったよ!」
最初のイベントでちっぽけな僕らのショーを見て、かけてくれた言葉だった(1:31という短いショーだった。その頃は、精一杯作ったつもりだった)。その言葉に僕らは勇気付けられる。
でっかい存在である。それから、黄緑色で2枚葉の僕らに、深緑色の大きな葉を纏った大木の彼が、同じ土壌を与えてくれた。
僕らは、別に、すごくない。そんなでっかい背中を見つけてしまったのだ。
でっかい背中。
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湘南・藤沢のストリートシーン(特にダンス)のドンである、けんたさん a.k.a qentzにお誘いしていただいて、けんたさんと、湘南でダンサーとして活動しているTai_kick 笑顔爆散さんと、モルツの4人で、福島・郡山市のヒューマンダンススタジオの発表会にて、出演する機会をいただきました。
光栄な機会をいただけたこと、感謝爆散です!
モルツ in 福島!
朝からけんたさんは寝坊爆散して(僕に散々、気をつけろとおっしゃっておりました。)たいきさんと、こうたろうと、僕で新幹線での旅になりました。
ステージは、郡山文化センターでした。http://www.bunka-manabi.or.jp/kc-center/
楽屋に着くと、落語家の楽天さん! 元ダンサー(HOUSER)で、今は落語家として活動してらっしゃいます。 けんたさんとは長い付き合いで、今回は落語家としても、ダンサーとしてもかましてらっしゃいました!w
にしても、ダンス上手かった〜!
やりたいこと、やらせていただいちゃいました!w
楽天さんと出会って、深く刺激をくらいました。
1人の「自分」が持つ力を生かして生き抜く世界に生きる人に出会えた。
ダンサーもそうですが。
違う世界にいる落語家という人生を生きる彼から、バイタリティーを感じました。
それは、僕が落語家についてあまり知識がないからでしょう。
ただ、彼がエンターテイナーとして生き抜く凄まじい人としての濃さは、彼の「語り」に表象されていた。 そのことが、僕には深淵な刺激につながりました。
知識はないけど、ステージに立つ人の、生き生きしている雰囲気。
それは、唯一無二やなーと。
舞台袖の待機するぼくたち。
楽天さんの落語を聞いた後、僕もその心意気を(勝手に)受け取って舞台にたちました。
ライブ感満載で踊らせていただきました!
大御所けんたさん、湘南先輩たいきさん、こたろと"LOCKING”の作品を通じて、舞台に立てたこと、本当に嬉しい。 けんたさんの、LOCKすごかったw 今回のショーでは、改めて、自分がダンスしている理由を探る機会にもなりました。
僕が、エンターテイナーであること(ありたいこと)は、間違いない。
打ち上げを終え、日帰り旅は一瞬でした。
ヒップホップは、ファミリーだ。
DJクール・ハークの残してくれた言葉です。
ヒップホップが、皆を繋げてくれる手段であり続けてくれることを願いたいな。