ランドスケープデザインの研究室にいる理由(ニューヨークを訪れているワケ)
"緑色の草とか木とか"
深く。 深呼吸をしたくなる場所。
緑がこちらを向いている。
目を閉じる。
風の音と、風のタッチを、木々が伝えてくれる。
目まぐるしい「あんな」今の社会から、分離を許してくれる。
自然と溶け込む。
深呼吸。深呼吸っていいよね。
フー、そんな感じ。
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通っているSFCキャンパス。
通っていた中学高校も田舎。
東京都町田市のはずれにある日大三中高でした。
原風景がキープされている学校。
そして、現在。
石川初研究室 〜地上学の研究〜
大学での第2のHOMEとなっている石川研。
ランドスケープ的思考を養う、デザイン、地図、都市、空間などをキーテーマにして、研究しています。
昔から父親の影響(お父さん、釣りがめちゃ好きなんです)もあり、家族旅行において、
「まち」という「日常」から、「山、川、森」という「非日常」への空間移動をよくしていました。
旅に出かけて、車に乗る。そして、目的地に着き(その目的地はしばしば都市とはかけ離れた自然地帯)、車から扉を開ける瞬間(小さい頃は家から出発して、目的地に着いたら起きて車外に出ることが多かったんです)を味わうことが多くなる。
とても、良い気持ちになるんです。
緩く痺れるというか。
もちろん、風景が素晴らしいこともあるんですけど、澄んだ空気や温度、無理のない風のざわめきが身体の強い感覚としてある。
「ぱっ」と感じて気持ちよくなる空間。
「どかっん」と感じとってポジティブになれてしまうオブジェクト、アート。
知らない間に、自分の好きな対象になっていました。
観葉植物とかね。
ダンスとか。
絵とか。
ラジオとか。
というような簡単な背景です。
公園などの「緑」のデザイン(先生には「緑」ってなんだと絶対突っ込まれるので、普段は使えない表現ですがw)をやってみたい、風景やなどの居心地の良い(ような)デザインを学んでみたい。
えっと、まぁ、もっとざっくりしてて
「専門:ランドスケープデザイン」のテキストを見て
うわ、かっこいい! やりたい!
で、今の石川研究室に入りました。
今、ニューヨークに来ています!(色々な理由があるのですが)メインは、ランドスケープデザイン史に大きく影響を与えたパークに行きたいと思ったからです。
書籍やネットで素敵な風景を見ること。できます。
なんですけど、生・ライブでその現場に行くことこそ、プロというか、本当の「好き」なんだと思うんです。
やから、まぁ、ニューヨークに来ています。
「うオ〜〜。。 まぢか。。」
となるような公園にすでに出会っているんです。
これから、これはこれは、iphoneの電池がなくなるのが早いかもしれないですね。
回って来ます!